FC2ブログ
終戦75年「蟻の兵隊」宮古市上映会
終戦75年、今観なければならないドキュメンタリー作品!
「蟻の兵隊」宮古市上映会


arinoheitai.jpg
©Ren Universe, Inc.

●日時
8月9日(日)~10(月祝)
①10:30 ②13:00 ③15:30

※9(日)③15:30、10(月祝)①10:30の上映終了後には池谷監督トークあります!

●会場
DORAホール2
(マリンコープDORA2F) 旧シネマリーン

●料金
特別料金 当日一般・シニア・学生共通 1200円

※中学生以下無料
前売券1,000円 リラパークこなり様にて7/17より取扱予定
その他シネマリーン上映中であれば、シネマリーン受付窓口で販売いたします。


終戦75年「蟻の兵隊」全国ツアー予告篇


〈あらすじ〉
今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは“戦後も戦った日本兵”という苦い記憶を 奥村 和一 ( おくむら・ わいち ) (80)に突き付ける。
  かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した彼らを待っていたのは逃亡兵の扱いだった。世界の戦争史上類を見ないこの“売軍行為”を、日本政府は兵士たちが志願して勝手に戦争をつづけたと見なし黙殺したのだ。
  「自分たちは、なぜ残留させられたのか?」真実を明らかにするために中国に向かった奥村に、心の中に閉じ込めてきたもう一つの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年、奥村は“初年兵教育”の名の下に罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。やがて奥村の執念が戦後60年を過ぎて驚くべき残留の真相と戦争の実態を暴いていく。
  これは、自身戦争の被害者でもあり加害者でもある奥村が、“日本軍山西省残留問題”の真相を解明しようと孤軍奮闘する姿を追った世界初のドキュメンタリーである。(公式サイトより)





終戦75年『蟻の兵隊』全国ツアーによせて         『蟻の兵隊』監督 池谷 薫
 
 終戦から75年の節目を迎える。憲法九条が砦となって長らく平和を享受した日本だが、昨年の「表現の不自由展・その後」の騒動が象徴するように、近年すすむ右傾化は看過できないレベルにまで達している。そこにきて今度は公文書の改ざん・破棄問題である。為政者の傍若無人な振る舞いを見ていると、このままではいつか来た道を再びたどり始めるのではないかと思わざるを得ない。重大な岐路に立ついま私が強く憂慮するのは、実際に弾の下をくぐり抜けた元兵士たちがいなくなりつつあるという避けようのない現実である。
 拙作『蟻の兵隊』は戦後も戦争を続けた兵士たちの悲劇を描いた映画である。終戦時、中国山西省に駐屯していた北支派遣軍第一軍の将兵約2600名は、軍の命令により残留させられ、国民党系軍閥の部隊として中国共産党軍と3年8カ月にわたって死闘を演じた。戦後の戦死者550名。残留の背景には、戦犯容疑を恐れた澄田𧶛四郎第一軍司令官と軍閥・閻錫山将軍の間に密約があったとされている。しかしポツダム宣言に背くこの暴挙を、戦後日本政府は「兵士たちが志願して勝手に戦争を続けた」とみなし黙殺する。祖国復興を大義として戦った兵士たちは、その国家に棄てられたのである。
 私は元残留兵のひとり奥村和一さんに焦点をあてこの映画を完成させた。真相究明にかける彼の執念は、すさまじいとまで呼べるものだった。映画は小泉純一郎元首相の靖国公式参拝で世間が騒然とする2006年夏に公開され、異例のロングランヒットを記録した。
『蟻の兵隊』の最大の特徴は、戦争を被害と加害の両面から描いた点にある。戦後も戦争を続けるという苦痛を味わった奥村さんは、紛れもなく戦争の被害者である。だが、こうして己の戦争と向き合えば向き合うほど、加害者でもある自分から逃れられなくなっていった。終戦間際の昭和20年5月、奥村さんは「初年兵教育」の名のもとに罪のない中国人を銃剣で刺し殺するよう命じられた。軍はこれを「肝試し」と呼んだ。
「国家はでっかい嘘をつく」――それが『蟻の兵隊』が伝え残した教訓である。しかるに、その教訓が今に活かされているかといえば、答えは断じてNOである。コロナを巡るちぐはぐな対応、森友、桜を見る会、そして沖縄……。森友では公文書の改ざんを命じられた地方官僚が自殺に追い込まれるという悲劇が起きた。個人が国家に押しつぶされる負の構図は何ひとつ変わっていない。
 さらに危機感を抱くのは世界を覆う不寛容の高まりである。相手を敵か味方に峻別し、自分と異なるものは容赦なく排除する。それが極限にまで達したとき、戦争がうまれる。
 信念のひと奥村和一さんは2011年5月、東日本大震災の被災地を気遣いながら亡くなった。だがスクリーンの中に生きている。今年は『蟻の兵隊』を携えて全国をまわるつもりだ。戦争の「手触り」を語り継ぐために。



シネマリーン上映は新型コロナウィルスの感染拡大防止として以下の対策を行います。

●感染リスクを下げるため、以下の対策を行います
・館内の常時換気いたします。
・手すり、ドアレバー等、手が触れる場所の消毒をいたします。
・手指アルコール消毒の設置しております。
・咳エチケットの啓発。
・座席制限50%(DORAホール2=53席×50% 26席)以下といたします。※状況により緩和の可能性あり
・受付には仕切りを設け、従業員はマスクを着用しております。
・空気清浄機を設置いたしまします。

●ご来場者へのお願い
・窓口にお並びの際、入退場には密集しないよう前後の方と十分距離(最小1mできるだけ2m)をとって下さい。
・発熱、咳の症状がある方、過去2週間以内に感染地域への訪問歴がある方、健康に不安のある方の鑑賞はご遠慮下さい。
・鑑賞時はマスクを着用し、発声等を行わないようお願いします (マスクが無い場合は窓口にて販売いたします)。
・入館時(再入場時も)の手指消毒をお願いします。
・着席の際は隣との間を1席空けていただくようお願いいたします。※ご家族等であればこの限りではございません。
・報道等にて当館での感染者が確認された場合、当該時間にご来場いただいた方は保健所までご連絡をお願いいたします。

上記対応をとりましても100%万全とはいえません。ご無理なく映画を楽しんでいただくため、お客様のほうで不安がある場合などの懸念がございましたら、残念ではございますが、参加を見送っていただく判断も必要かと存じます。
今後、感染拡大が懸念される状況になった場合や再度緊急事態宣言が発令された場合は期間中でも、上映中止(延期)といたします。
スポンサーサイト



[2020/07/08 16:33] | シネマリーン定期上映 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<シネマリーン7月~8月上映 スケジュール | ホーム | シネマリーン7月~8月上映「デジモン」「一度死んでみた」「ジュディ」「風の電話」>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://cinemarine.blog45.fc2.com/tb.php/993-e43197f2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |