コミュニティ×映画を考える2日間
全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡 ![]() ■日程:2022年11月18日[金]・19日[土] ■会場:岩手県公会堂(岩手県盛岡市) 岩手県盛岡市内丸11-2 tel.019-623-4681 ◎10月18日[火]より受付開始! [会場参加]参加申込はこちらです https://cckaigi2022-morioka.peatix.com/ *会場参加を希望する方は、11月11日[金]までにお申込みください。 *定員になり次第締め切らせていただきます。 会議 1,500円 *会場参加の参加費は、当日受付にて現金にてお支払いいただきます。 *コミュニティシネマセンター団体会員は1団体1名無料。 *11月18日、19日共に参加可。一部のみの参加も同じ。 レセプション 4,000円 映画上映 一般1,000円/高校生以下500円(各作品) *コミュニティシネマセンター団体会員は1団体1名無料。 ◎申込に関するお問い合わせ コミュニティシネマセンター TEL: 050-3535-1573 Email: film@jc3.jp http://jc3.jp/wp/ ◎アクセスに関するお問い合わせ 全国コミュニティシネマ会議2022盛岡実行委員会 TEL: 0193-64-5588(みやこ生活協同組合) E-mail:cinemarine@yahoo.co.jp 文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 主催:文化庁、一般社団法人コミュニティシネマセンター、全国コミュニティシネマ会議2022盛岡実行委員会 後援:岩手県、盛岡市、岩手県興行生活衛生同業組合、「映画の街盛岡」推進事業実行委員会、公益財団法人盛岡観光コンベンション協会、盛岡広域フィルムコミッション 制作:コミュニティシネマセンター ![]() ◎プログラム内容 ※出演者等は変更になる場合がございます。ご了承ください。 2022年11月18日[金] 会場:岩手県公会堂 大ホール [定員:300人] 13:00 開場 13:30 開会・主催者挨拶 13:40~13:45 11年間(2011-2022)の記録 (映像上映) ●13:50~15:30 プレゼンテーション+ディスカッションⅠ “映画祭”の時代 1980年代半ばから2000年代初頭にかけて、現在まで続く主要な映画祭が始まってから20~40年近くが経過しました。2000年代に入っても全国各地で150を越える映画祭が生まれていますが、その半数がすでに終了。映画館での公開本数は1000本を越え、配信でも膨大な映画・映像を見ることができる時代となり、2020~21年のコロナ禍は映画祭にも大きな影響を与えています。いま、映画祭はどこに向かおうとしているのか。映画祭の意味を問い直します。 [登壇者] 志尾睦子[シネマテークたかさき/高崎映画祭][基調プレゼンテーション] 高崎映画祭 地方でなかなか観られない映画を「観たい」「観せたい」という思いが原動力となって1987年第1回高崎映画祭開催。2022年、35回を迎えた。企画・制作・運営全てボランティアスタッフが行い、上映プログラムは「ディレクター主義」を貫く。日本映画に対する授賞の審査は映画祭プロデューサー及びプログラマーが行う。若手監督の発掘と育成にも力を入れている。「映画祭は作り手と観客を繋ぐ場であり、地域と映画をつなぐ場である」をモットーとする。 高橋大[盛岡〈映画の力〉プロジェクト] 「映画の力」プロジェクト/盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭 3.11震災後、盛岡出身の大友啓史監督の呼びかけをきっかけに発足した任意団体。大友監督を始め、岩手・盛岡にゆかりがある作品の上映の応援や映画撮影のサポートなど、「映画」を通じてみんなが楽しく集まることができる企画に取り組む。2020年より盛岡市内を流れる3つの川のそばなどでの野外上映会「盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭」を開催している。 クリストフ・ポスティック[リュサス国際ドキュメンタリー映画祭プログラムディレクター] リュサス国際ドキュメンタリー映画祭 フランス南東部、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方のアルデッシュ県に位置する人口約1000人の小さな村リュサスで、毎年夏に開催されるドキュメンタリー映画祭。1989年に設立され、プログラムの質の高さによって国内外にも広く知られ、期間中には村の人口の数倍以上の観客が訪れる。「ドキュメンタリーを映画のみならず、歴史的、政治的、経済的な側面から思考する」という目的を掲げ、作品とさまざまな人びととの出会いの場として機能してきた。山形国際ドキュメンタリー映画祭との交流を継続的に行っている。 宮崎しずか[アニメーション作家/ひろしまアニメーションシーズンアーティスティックディレクター] ひろしまアニメーションシーズン 「ひろしまアニメーションシーズン」は、今年第一回が開催された「ひろしま国際平和文化祭」のメディア芸術部門のメイン事業で、環太平洋・アジア地域を中心に全世界のアニメーションが集う国際映画祭。8月17~21日に開催された。育成し学び合う「アカデミー」、表現を競い合う「コンペティション」、顕彰や評価を行う「アワード」の3本柱からなる。宮﨑しずか氏は、山村浩二氏とともにアーティスティック・ディレクターを務めている。 司会:土田環[早稲田大学理工学部、司会] ●15:45~17:30 プレゼンテーション+ディスカッションⅡ 「上映活動支援」制度を実現するために 2003年に提言「これからの日本映画の振興について~日本映画の再生のために」が出されて20年、様々な振興策が立案され、実現してきました。けれど、現在に至るまで、映画館(とりわけミニシアター)への支援、観客開拓のための施策はほとんど実現していません。コロナ禍の中、作り手や観客の中から「ミニシアター・エイド基金」「SAVE the CINEMA」といったミニシアター支援の動きが生まれ、映画映像を統括する機関の創設を目指す「action4cinema」が設立されるなど、映画振興策への関心が高まっています。コロナ禍を経た映画館・上映者のプレゼンテーションを元に、上映振興策早期実現の可能性を探ります。 [登壇者] 岨手由貴子[映画監督/action4cinema(日本版CNC設立を求める会)] 田井肇[シネマ5(大分)代表、コミュニティシネマセンター代表理事]、とちぎあきら[フィルム・アーキビスト、コミュニティシネマセンター理事/司会] 渡辺祐一「配給会社「東風」/現代アートハウス入門」、櫛桁一則[みやこ映画生活協同組合(シネマリーン)](プレゼンテーション)、黒岩美智子[ガーデンズシネマ(鹿児島)/「夏休みの映画館」](プレゼンテーション) ●17:45~19:00 プレゼンテーションマラソン2022 「映画の街盛岡」推進事業実行委員会、〈映画の力〉プロジェクト(盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭)、ラヂオもりおか音楽映画祭、みやこ映画生活協同組合、シネマ・デ・アエルプロジェクト(宮古)、シワキネマ(紫波町)、カシオペア映画祭/萬代館(一戸町) 岩手県内の映画館 中央映画劇場(中劇)、フォーラム(フォーラム盛岡、アートフォーラム)、一関シネプラザ 岩手県外から 秋田アウトクロップ・シネマ ●19:15~20:30 レセプション 会場:岩手県公会堂 [定員:100人] 2022年11月19日[土] 会場:岩手県公会堂 ●分科会 10:00~12:00 ①本と映画がであう場所—図書館・まちの書店とコミュニティシネマ—[定員:50人] 近年、本屋やカフェなどが複合したユニークな個人店やミニシアター、また、多様なメディアに強い図書館が登場しています。そこでは、上映はもちろん、地元の映画館や映画祭などとの連携など、本と映画という同じ《複製メディア》の相性の良さからか、まさにそれらを媒介としたさまざまな取り組みが見られます。現場からの報告とともに、その可能性と未来を考えます。 [登壇者] 小川直人[せんだいメディアテーク、司会]、手塚美希(紫波町図書館主任司書)、竹中翔子(シネコヤ/藤沢市)、宮迫憲彦[CAVA BOOKS(「出町座」内)プロデューサー/京都市] ②映画館(ミニシアター)における「こどもと映画プログラム」-若年層の観客を開拓する[定員:50人] コミュニティシネマ会議では、たびたび映画教育プログラムや若年層の観客開拓プログラムをテーマに取り上げてきました。けれど、大半のミニシアターでは「必要だけれど取り組む余裕がない」というのが実状です。そんな中、近年、少しずつ、子ども(小中高校生、大学生など若年層)と映画プログラムに取り組むミニシアターが出てきています。具体的な事例を元に、その課題と可能性を話し合います。 [登壇者] 横浜シネマジャック&ベティ、ガーデンズシネマ(鹿児島)、土田環、コミュニティシネマセンターほか ③「”シアター未満”・”シアター以上”」-まちに創造される新たな上映空間。[定員:50人] 1990年代初頭には、全国に1500館以上あった映画館が、2021年には約600館ほどに減り、全国各地に「映画館のない町」ができました。そんな中、映画館とは違う形で、映画を届ける人たちがいます。長い歴史のある”自主上映”ですが、その在り方は変化しつづけています。様々な事例を聞いて、あなたの町でも「新しい上映空間」(コミュニティシネマ)作りに挑戦してみませんか。 [登壇者] 有坂民夫[シネマ・デ・アエルプロジェクト、司会]、佐々木友輔[映像作家/鳥取大学地域学部、「映画愛の現在」] 、武井みゆき[配給会社「ムヴィオラ」] 、東盛あいか[映画監督『ばちらぬん』]、宮嵜善文[NPO法人コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト] 12:15~12:45 全体会 14:00~ 全国コミュニティシネマ会議開催記念 フィルム上映会 貴重な35㎜フィルムで2作品上映! 一般1,000円/高校生以下500円(※各作品) 岩手県ゆかり、山田洋次監督作品 「息子」1991年製作/121分 配給:松竹 14:00~16:05 ![]() ©1991松竹株式会社 岩手県出身、大友啓史監督作品 「ハゲタカ」 2009年製作/134分 配給:東宝 16:30~18:45 ![]() (C)2009 映画「ハゲタカ」製作委員会 ★特別ゲスト!大友啓史監督来館! 「ハゲタカ」上映終了後、大友監督のトークを予定しています。 ![]() Fシネマ・プロジェクト http://fcinemap.com/ 「映画の街盛岡」推進事業 映画関連イベント助成金 スポンサーサイト
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